包茎=モテないは嘘!
包茎クリニックの広告やCMを見ていると、
「包茎は恥ずかしい」
「包茎だと女性からモテない」
といったようなネガティブイメージを植え付けようとしていることが分かる。
これは大きな間違いだ!
日本人女性の多くは男性が包茎かどうかなんて気にしていないぞ。
正しい知識を身に付けた上で、正しい判断を下そう。

女性のほとんどは興味なし

「生涯現役!オトコ塾」というブログを運営する泌尿器科医小林氏がTwitterで行った調査結果を見てみますと、意外な事実が分かりました。
包茎の認知度
「仮性包茎という状態を正しく知っているか?」というアンケートに対し、知っていたと答えた女性が82%、知らなかったと答えた女性が15%、真性包茎を仮性包茎だと思っていたと答えた女性は3%となったようです。(総回答数:686票)
つまり、意外にも女性は包茎がどのようなものなのかを理解していることが分かります。
もちろん、興味のある女性が積極的に回答している(所謂サンプルセレクションバイアス)可能性もありますので、全体的に認知度が下がる可能性は大いにあります。
包茎に対する女性の評価
さて、次は最も重要と言っても過言ではない「包茎をどう思っているのか」という質問に対する回答です。
気にしないと回答した女性が61%、どうでもいいと回答した女性が27%、手術して欲しいと回答した女性が12%という結果(総回答数:283票)になりました。
つまり、9割弱の女性は「気にもかけていない」ということになります。
もちろん「回答者が性知識を持っている」という多少のバイアスはありますが、それらを加味しても多くの女性は気にしていないということが分かります。
国ごとに意識に差がある

宗教や意識によって、包茎に対する考え方も大きく異なります。
他国の「包茎観」についても少し確認してみましょう。
間違った知識の名残が残るアメリカ
アメリカでは以前、自慰行為が発育(学力や記憶力の低下を招くなど)に大きな影響を及ぼすという誤った考えがありました。
その影響から、自慰行為を少しでも減らそうと「包茎手術」が用いられたそうです。
特に盛んだったのは19世紀末から1980年代ごろまでで、この間に生まれた新生児の多くが包茎手術を受けていると言われています。
いまではこのような考え方は無くなりましたが、このころの名残で文化として定着する地域も多くなっています。
韓国では90%の男性が包茎手術
隣国である韓国では、成人男性の8~9割が包茎手術を受けています。
これは、ベトナム戦争時に韓国がアメリカの駐留地になったことが影響していると考えられています。
前述した通り、この時代のアメリカは包茎手術が当たり前に行われてきました。
そのような背景から、韓国国内においてもこのような文化が根付いたのでしょう。
イスラム圏ではほとんどの男児が割礼
トルコやアルバニアは、人口の大多数がイスラム教徒です。
イスラム教では割礼(包皮の一部を切除する)という風習があり、言わばこちらが包茎手術と同様の結果をもたらします。
また、同様にユダヤ教でも割礼の風習は残っておりますので、これらの宗教が深く根付いている国に於いては「包茎は珍しいもの」という認識かもしれません。
大事なのは清潔感と自信

「包茎だからモテない」という点については全くの事実無根ですが、だからと言って不潔のままで良いわけがありません。
臭いはもちろんですが、恥垢にまみれたペニスで女性が喜ぶでしょうか。
また、不潔な男性と同様、自信が無い男性もモテません。
“私は性能が悪いです”と張り紙された電化製品を買う人はいませんよね。
「自分はいい男だ」と自信に満ち溢れた男性に女性は惹かれるものなのです。
清潔と自信双方を取り戻すために、包茎手術を検討してみるというのも一つの手ではないでしょうか。
包茎か否かに拘わらず、不潔な男がモテないのは当たり前だ!
重要なのは「相手に対する思いやり」であることは言うまでもない。
パートナーのことを考えた上で包茎手術を選ぶ人も多い。
本当にモテる男になれるよう、精進しよう。
