10代又は60代も多数
【包茎治療患者の年代割合】

早いでは10代、シニア世代では60代で治療を選択していることが分かりました。包茎治療に“遅い”ということは決してありません。ただし、成熟しきっていないペニスの場合、様子を見た方が良いケースもあります。

“若いうちに”は嘘?包茎治療を受ける人の年代

包茎手術や矯正、カウンセリング等を受ける人の年代について解説いたします。

もちろん他人の年齢や目など気にする必要はありませんが、気になる方はご参考になさってください。

年代割合のデータ

残念ながら“包茎治療をしている人の年齢”に関するデータは公開されておりません。

ただし、消費者生活センターに寄せられた相談者の割合を見てみますと、大まかな利用者割合を窺い知ることが可能です。

国民生活センターの資料

こちらのデータをまとめると、10代63人(5.9%)、20代646人(60.7%)、30代240人(22.5%)40代59人(5.5%)、50代14人(1.3%)、60代24人(2.2%)、70代18人(1.6%)となり、20代及び30代の相談者が8割を超えていることが分かります。 ※括弧内は相談者総数1064人に対する割合

もちろん、これは悪徳美容クリニックでの被害に遭われた方の「苦情や相談」ですので、利用者の割合とは異なります。

例えば、若い方は人生経験が浅いため、悪徳クリニックに上手く誘導されてしまう・断れなくなってしまう等の被害に遭う可能性が高いと考えます。

あくまでも参考資料としてご参考ください。

早い人は10代で行っている

資料を見ますと、中には10代の内に包茎治療を済ませる方もいらっしゃるようです。

もちろん、全ての方が手術を選択する訳ではなく、矯正治療・カウンセリングのみといった方も多数存在しています。

また、10代で包茎治療を受ける方の多くが「真性包茎」と言われており、美容を目的にしていないという特徴が挙げられます。

なお、未成年の場合は単独で契約が行えませんので、保護者や監護人の同意を得なければならない点に注意が必要です。

何歳までにするべきか

包茎の種類を説明する医師

包茎に悩む男性の多くが「包茎手術は何歳までにすべきか」というテーマのネット記事を目にしたことがあると思います。

内容は決まって“早ければ早いほど良い”という無責任な結論で締められており、記事を目にして焦りを感じてしまった方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、包茎治療に年齢は関係ありません。

このようなネット記事は特定の包茎クリニックへ誘導するための煽り文句であり、焦って手術に踏み切る必要は全くないのです。

ただし、以下の場合につきましては、医師の判断の下で適切な措置が必要となります。

嵌頓包茎になってしまった

  • 包皮が裏返ったまま戻らなくなってしまった
  • リング状の矯正器具に包皮が巻き付いてしまった

このような状態を「嵌頓包茎」と呼びます。

嵌頓包茎は包皮で陰茎部が圧迫されてしまう状態が続くため、最悪患部が壊死してしまう恐れもあり、大変危険です。

決して慌ててはなりませんが、できるだけ早めに病院に足を運びましょう。

日常生活に支障がある

真性包茎の場合、排尿障害(排尿が上手く行えなくなる状態)が起こる可能性があります。

もちろん、飛び散ってしまったら拭けば良いのですが、それが毎日続くとなると非常に面倒です。

また、包皮が一切剥けない・包皮の割合が高い等の場合、包皮と亀頭の間に恥垢が溜まりやすい傾向があります。

恥垢は臭いの元となるだけでなく、病気のリスクも高めますので、小まめにケアするようにしてください。

すぐに溜まってしまって困っている、都度洗うのが面倒、といった方は包茎手術を検討してみてもよいかもしれません。

繰り返しになりますが包茎治療に年齢は関係ありませんので、気になっている男性は是非一度クリニックのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。