漢方外来とは?

 はるみクリニックでの漢方外来は、漢方薬を中心に病気を治していく

専門外来のことです。

 漢方外来では、病気で診断するだけでなく、患者様一人ひとりの体質や病気の状態

を見極めながら最適な漢方薬を使い分けていきます。

同じ病気でも患者様の状態によって飲む薬が違うこともあります。

症状のある部分だけでなく、全身を診て治療を進めます。

 漢方外来では本来、誰にでも備わっている自然治癒力(自己回復力)を

高めることが目標です。

体の持つ本来の機能を正常に戻して、臓器を活発化し免疫力を高め、

病気をになりにくい体質に改善していきます。

どのような患者さん(病気)に効くのか?

漢方治療が特異とするのは、慢性の病気やアレルギー疾患のほか、「寝込むほどではないが元気はつらつではない」とか、「健康ではないが病気とも言えない」といった、西洋医学では治療の対象になりにくい「半健康状態」に対しても治療を行います。お年寄りやいわゆる虚弱体質の方に有効とされるゆえんです。特に、女性に多い悩みについては、様々な漢方薬を使い分けながら症状を改善していくことができます。

慢性の病気

胃腸が弱い、便秘、下痢、腰痛、関節痛、頭痛

アレルギー

花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息

半健康状態として

虚弱体質、体力低下、冷え症、肩こり

女性の悩みとして

更年期障害、生理不順、月経困難症、月経前症候群、肥満

その他

むくみ、二日酔い、にきび、むくみ

 

漢方薬とは?

漢方薬は、数千年の年月をかけて、患者さんの症状に合った生薬の組み合わせで処方される薬をいいます。現在、日本の病院で処方されている漢方薬は、それらをエキスにして顆粒状に製品化したものなのです。
投薬による費用は健康保険の適用となります。

漢方外来Q&A

1

 漢方薬は体質改善に良いのですよね?

漢方薬は異常をきたしている体の調子を整えることで、各細胞や臓器が本来の機能を発揮できるように導くお薬です。つまり漢方薬による治療は全身を正常な状態に戻すことにつながり、それまでのトラブルのある体質が改善されます。特に、疲れやすくてスタミナがないなどの虚弱体質や女性に多い冷え症、肩こり、更年期障害、月経困難症、便秘、むくみなどの体質改善に効果的です。

Q2

 漢方薬と普通の薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか? 

漢方の考え方は、西洋医学では補えない部分の治療なので基本的に併用しても問題はありません。ただし、薬によっては西洋薬の副作用を強めてしまったり、予想外の作用を表す場合もあるので、内服薬の確認を行ないながら処方します。また、飲み方としては、空腹時に白湯に溶かして飲むのが最も効果的です。また、香りなどが気にならない場合、白湯に溶かして飲んでもいいでしょう。空腹時に飲む理由は、成分の多くが、腸内細菌により吸収されるためです。

Q3

 漢方薬にも副作用がありますか?

西洋薬に比べると少ないものの、漢方薬にも副作用があるので、きちんとした診断に基づいて処方します。よく見られるのは、口に合わずに吐き気がしたり、おなかが張ったり、下痢気味になる、などがあります。また、まれには動悸、息切れ、むくみなどが表れることもあるので、その場合は処方を検討します。アレルギー体質の人が漢方薬をのんだ場合、頻度は少ないですが、発疹などが出ることもあります。ただ、漢方薬はすべて生薬からなるので、合わない強い薬を飲んだり、大量に使いすぎないかぎり、基本的には安全です。
また、漢方薬の効きはじめに、一時的に症状が悪くなる場合があります(瞑眩といいます)。これは薬が効いてくる一つのサインなのでその状態を乗り越えるまで内服を続けますが、副作用と間違いやすいので定期的な診察を行なっていきます。

Q4

 漢方薬はすぐ効くものですか?

 漢方薬の効果は、その漢方は効くまでに時間がかかるものとそうでないものがあります。風邪などでの場合には、服薬して数時間で効いてきますが、体質改善目的や慢性疾患などに対しては、効いてくるまでにある程度の時間が必要です。効果の表れ方には個人差があるので、診察して評価していきます。

Q5

 西洋薬との違いは?

西洋薬の多くは、特定の症状や病気に対して効果を発揮するように、有効成分が単一ですぐに効きめが表れます。そのため、急性の病気や原因が明らかな病気に対しては非常に有効です。また、原則的に同じ病気であれば、誰に対しても同様の処方がされます。一方、漢方薬は複数の生薬からなる薬なので効き方も複雑です。すぐに効果が表れるものもあれば、ゆっくりと効いてくるものもあり、同じ病気でもそれぞれの患者様によって異なる処方をすることがあります。